その保安大、今年の4月に東京の羽田整備場から大阪のりんくうタウンに移転しました。
もちろん校舎は新築で、マンションのような学生寮は個室で、各部屋には机、ロッカー、ベッドなどが備えられています。
時の国土交通大臣が絶句、、、「刑務所のようだ」といったとかいわなかったとか、、、した2人部屋、4人部屋の学生寮ではないのです。
最新の360度のバーチャルシミュレーター飛行場管制実習装。
移転したことで研修生はこのような設備を給与をもらいながら無料で使うことができます。
しかし、、、
保安大のHPより、、、
給与
180,412円 (平成19年度現在)
だそうです。
確か、、、羽田にあった頃は、19万円はあったはず。。。
そう、国家公務員は勤務する地域によって給与が違うのです。
地域の従業員50人以上の企業を対象にして給与を調査し、その結果を参考に決められています。
これは何を意味するかというと、、、
最初の赴任地により給与が違うのです!
官署毎に業務量によって航空管制手当てで差をつけていますが、、、
この航空管制手当てが微々たるものであるために(最高でも1日1000円程度)
同期でものすごく忙しい地方空港と1時間に2、3機しか扱わない地方空港で管制手当て以外は
給与が同じ!!ということも発生します。
故橋本龍太郎氏が東京航空管制部を訪れたときに
「こんな大変な仕事をこんな安い給料でやっているのか」とおっしゃったそうです。
907便で有罪判決が出た今、これから管制官になろうとする人にどんな人材が集まるのか心配です。

3 件のコメント:
今度のコメントは見れるかな?
管制官の平均給与ってどれくらいなの?勉強しながら給料もらえるなら、最高だと思うぞ!
普通の国家公務員の給与より少し高いくらいだよ。
保安大にいる間は確かにお金もらいながらだけど、適正がなかったらエリミネートされるからね。。。採用前に気づいてほしいとこだけど。
現場に出て半年後に管制官発令されると棒給表が専門行政職にかわって官署ごとの資格によって航空管制手当てがつく。
といっても月に2,3万円くらいしかかわらないはず。
自衛隊ではまた違った給与体系です。
海外の航空管制官は日本とは比べ物にならないほどもらっているよ。。。
一度のいい間違いで有罪になってしまう可能性があるリスクの高い仕事だよ。。。
そうか。でも管制官は専門職だし、いいと思うな。仕事にやりがいがあれば、生活していけるだけの給料がもらえればOKでしょ。
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